記憶の定着 脳を騙してみよう!
記憶力の事を考えており、たまたま何かの目に留まった池谷裕二氏の本を買ってみることにした。その名ものうだま(1) やる気の秘密 (幻冬舎文庫) [ 上大岡トメ ]
脳を騙すということらしい。
やる気スイッチは実際にあるそうで、淡蒼球と言われているそうなんだが、誰しも脳の中に備わっているが、やる気は自力では動かないらしい。例えば、手を動かす、足を動かす、食べ物を食べると行った行為は自分が命令を下して動くわけだが、こと「やる気」は他力でしか動かせないとのこと。ではその他力はどうやるか・・・
①体を動かす
笑うから楽しい、泣くから悲しいと、気持ちは動作の後についてくるそうだ。
なので「よしやるぞ!」と腕を上げてみるとか、軽く運動をするとスイッチがONになるそうな。
②いつもと違うことをする
エレベーターをやめて階段を使ってみる、右手じゃなく左手で書いてみるなど、普段やっていることは脳が飽きてしまっているからめんどくさいとなるそうだが、たまに違うことをすることでスイッチがONになるそうな。
③ご褒美を与える
簡単な目標を立て、達成したら自分へご褒美!甘いものを買う。見たかった映画を見るなどすることでスイッチがONになるそうな。
④なりきる
憧れの芸能人のようになりたいとか、野球選手になりたいと実際になりきったつもりになるような生活を送ることでスイッチがONになるそうな。
常日頃やっている歯磨きなどはすでに生活の一部になっているので、めんどくさくてやるのやーめーたとはならない。これはすでに自分の生活に刷り込まれているから。そう!刷り込ますための助走期間が記憶を定着させる一番の近道らしいのです。
人間はだんだん慣れてくると「飽き」が来てしまうので、やる気がそがれるらしいのだが、逆に先ほど書いたように記憶を定着させてしまえば「飽き」とはならない。なので勉強も習い事もすべて「飽き」させず「定着」させてしまえば、長続きするし記憶も定着するというわけだ。
飽きさせないコツが上記の4つを実践してみることらしい。どれか一つでもいいみたいなので、このお正月に①から始めてみようかな!定着させたい事は勉強ですね( ´Д`)=3 フゥ
健全な精神は健全な肉体にやどる・・・脳科学と実は密接な関係のある格言だったんだなとしみじみと思います。