serendipity-days

世界の片隅にひっそりと、素敵な偶然への遭遇

2011年9月24日 2011 森友嵐士 LIVE TOUR 『オレのバラッド』 ~二人でしか奏でられないものがある~

【開催スケジュール】

7/08(金) 熊本/BATTLE-STAGE
7/10(日) 福岡/イムズホール
7/23(土) 山梨/河口湖円形ホール
7/24(日) 山梨/河口湖円形ホール
8/20(土) 北海道/札幌ペニーレーン24
9/02(金) 大阪/大阪umeda AKASO
9/04(日) 広島/広島クラブクアトロ
9/08(木) 京都/京都磔磔
9/09(金) 兵庫/神戸チキンジョージ
9/11(日) 岡山/岡山MO:GLA
9/17(土) 愛知/名古屋ボトムライン
9/18(日) 静岡/浜松 窓枠
9/24(土) 東京/日本橋三井ホール ⇒ RG列26番
9/25(日) 新潟/新潟ジョイ・アミーア

【セットリスト】

01.名前のない者たち
02.涙の壁
03.愛のために愛の中で
04.悲しみが色をかえるまで
05.月ノ夜ニ
06.上を向いて歩こう
07.酒と泪と男と女(河島英吾)
08.遠い恋のリフレイン
09.瑠璃色のため息
10.Hold on my Beat
11.じれったい愛
12.Happiness
13.刹那さを消せやしない
14.傷だらけを抱きしめて
15.SHAKE IT
16.離したくはない
17.祈り
18.キズナ

<アンコール>
01.抱きしめていたい
02.Bye For Now
03.歌を見つけたカナリヤ

【ツアーDVD】

 

ちょっと大人な雰囲気からT-BOLANのロック調など326からガラッと変わったLiveでした。酒と泪と男と女のカバーなんかはそれはそれは色艶満載。嵐士の声にあった1曲だ。ナイスセレクト!GJ!

歌えるようになり始めたころにリハビリも兼ねて、カバー曲などを収めた楽譜を持ち歩き、あちこちでサプライズライブを行っていたらしい、その中の1曲。

 

2011年・・・東日本大震災のあったときのLiveで、開催するしないもどうするか考えたらしいが、それでもこの時に発売したアルバムは、不思議と震災で傷を負った方々への励ましのメッセージになっているようで、この時期にこのアルバムが出たことに対して偶然ではなく必然を感じた記憶が蘇る。

悲しみが色を変えるまで・・・そして歌を見つけたカナリアへ・・・嵐士自身への励ましの歌だったのではないかと思うが、また大好きな歌を歌い始めた嵐士には過去は過去でしかなく、今度は応援に回る番だと・・・そして今度は心に傷を負った人々へ前を向いてと言うメッセージソングのように思えたアルバムだった。

そんなアルバムを引っ提げて、少し鎮魂の意味もあったLiveだろうが、やはりT-BOLANラインナップは聞きたいわけで、暖かくなるような選曲もIN!新旧入り混じっての新たな魅力を味わえるLiveとなっていた。

 

今回このツアー用に作成されたと思われるDVDは、嵐士の眼光鋭い写真集も収められており、これもまた何年も待ったファンにはたまらない1作になってるに違いない。

笑っている楽しんでいる嵐士ももちろん良いが、あの日から止まったままで、まだ止まった時間の長さについていけないファンにとって、見たかった嵐士の顔が入っている作品となっている。