serendipity-days

世界の片隅にひっそりと、素敵な偶然への遭遇

2014年3月21日 LIVE HEAVEN 2014 ~ Back to the last live !! ~

【開催スケジュール】

3月8日(土) 大阪/オリックス劇場
3月21(金・祝) 東京/渋谷公会堂 ⇒ 1階9列31番

【セットリスト】

01. Only Lonely Crazy Heart
02. Be Myself
03. 悲しみが痛いよ
04. Bye For Now
05. おさえきれない この気持ち
06. 刹那さを消せやしない
07. じれったい愛
08. No.1 Girl
09. 悪魔の魅力
10. わがままに抱き合えたなら
11. あこがれていた大人になりたくて
12. 愛のために 愛の中で
13. Lovin’ you
14. LOVE
15. INST(あふれでる感情)
16. 離したくはない
17. すれ違いの純情
18. マリア
19. Happiness
20. SHAKE IT
21. 泥だらけのエピローグ
22. 傷だらけを抱きしめて
23. My life is My way


<アンコール>
01. 離したくはない
02. いじけた視線を君に語るより光を見たい
03. Heart Of Gold
04. Smile

【DVD】

有り

 

T-BOLANとファンにとっての思い出の地でもある渋谷公会堂でのラストライブの曲は、最初からヒートアップで特に悪魔の魅力では声の出方が最高潮に達し、あ~これぞ森友嵐士の歌い方・・・・とライブ中には心臓を鷲掴み。今でもたまに見るDVDでは同じ個所を何度もリピートしている。

またT-BOLANナンバーで絶対的な人気のあるLovin’ youがエントリー。DVDを買わないわけにはいかない。全盛期時代のLovin’ youを見るとやはり違いがそこかしこにあるのだが、やはり絶対的なバラードの真骨頂を垣間見る瞬間だ。

楽しい時間、懐かしい気持ち、一体感が出るMy life is My wayからアンコールになる頃に徐々に終わりが見えてきて、あ~この音源を聴くことももうないのだろうかと・・・そして最後はHart Of GoldではなくSmile・・・Smile・・・そうか歌詞で「〇」の思いを伝えたかったのか。Smileは解散時に販売したCDにしか入っていない楽曲で、ライブで歌ったことは一度もない曲であり、歌詞がまた最後の最後にふさわしい曲・・・終わった・・・

 

まさかのグループ活動の「〇」・・・また会おうぜの約束を果たした続きがスタートしたと思った矢先の活動の「〇」解散ではなく「〇」と言っていた。解散ライブも解散した理由も語らずひっそりと解散をしたお詫びでもある再結成は、月日が長すぎたんだろうか・・・ファン心理は不思議なもので、グループが解散してソロとして活動してもやはりグループ活動を心待ちにしてしまい、その「音」や「ビジュアル」や「空間」をいつまでもいつまでも追い求めてしまう。

確かにソロでの活動でその「声」を聴くことは出来るのだが、なぜか違いを探してしまう・・・違っていいし成長して当然だし新しい方向性の模索も個人の自由なのだが、一度憑りつかれてしまった幻想をそうたやすく手放すのは難しい。自分が成長スピードについて行けずに地団駄を踏みそこに無理やり居座っているだけ。なぜそうしているか・・・居心地がいいから・・・だから変わっていくことに戸惑いを感じる。おいていかないでくれ、変わる必要があるのか?そのままでいいじゃないか。今のままで楽しく楽でいいじゃないか・・・そんな複雑な思いが交差する中、この時のライブの最後の曲がSmileだったので、もう本当に更なるスタートは無いなと思ったライブだった・・・