上橋菜穂子 「守り人」シリーズ
何気なく手に取って読んでみた上橋菜穂子氏の本。
作者の事は今の今まで存じ上げず、そして表紙の絵とタイトルにはあまり惹かれなかったんですが、活字中毒病が出ていた頃で、ひとまず何でもいいから読んでみるかと軽い気持ちで手に取った1冊で、読み始めてみるとこれがなかなか止められない止まらない。壮大なストーリーに自分を主人公に置き換えて読み進めていました。
簡単に言ってしまうと異世界女用心棒のストーリー。簡単に言いすぎですけど・・・
なのでそう言ってしまうと若年層が読むようないわゆる「物語」なのかと思いがちですが、異世界感、人物像、ストーリーの展開の仕方、人の描写、機微とどれをとっても年齢・性別問わずのストーリーに仕上がっていると思いました。
今の今まで作者の事を存じ上げず申し訳ないという気持ちです。
綾瀬はるか氏主演でNHKでドラマ化されてましたが、本を読んだ後に見たのでかなり忠実に描かれていたし、配役もイメージ通りだったし、とても良い仕上がりだっただけに、話題性に上がらなかったのが残念でした。
画像表現はロードオブザリングを彷彿とさせましたが、TVでは描写に限界があるのかな・・・
発売タイトルはなかなか覚えづらく、なのでメモっておきました↓
- 精霊の守り人
- 闇の守り人
- 夢の守り人
- 虚空の旅人
- 神の守り人 来訪編
- 神の守り人 帰還編
- 蒼路の旅人
- 天と地の守り人 第一部 ロタ王国編
- 天と地の守り人 第二部 カンバル王国編
- 天と地の守り人 第三部 新ヨゴ皇国編
- 流れ行く者 守り人短編集
- 炎路を行く者 守り人作品集
- 風と行く者-守り人外伝