長年めんどくさいな、どうせ・・・と思っていたこの汗っかき体質。
それにしてもだ・・・「汗っかき」という一言では済まない頭皮の毛穴がぱかぁ~ぁぁっと開いているんではないかというぐらいの汗、襟足の髪がびしょびしょになるぐらいに滴り落ちる汗・・・どう考えてもおかしいのではないか・・・と意を決して婦人科系の門をたたいてきました。
自分では記憶にないのだが、幼稚園児のころは股ずれをおこしていたぐらいの肥満児だったらしく、その名残だろうと勝手に思い込んで生きてきたが、さすがにこの尋常ならざる汗の出方は・・・
汗以外にもなんかここ数年確実におかしいなという自覚症状があり、特にかぁー---っとなるイライラ、集中力不足、気分の落ち込み、やる気のなさ、何をしても楽しくないという精神的な不調がどうも気になり、自分なりにいろいろ調べてみた。
落としどころはミッドライフクライシスと更年期。自分ではもうどうしようもないので行くしかないね婦人科へ!
これらの症状に処方される三大処方の漢方薬というのがあるそうで↓
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)
- 桂枝茯苓丸(けいひぶくりょうがん)
この中で私は桂枝茯苓丸が処方されたのだがその成分とは↓
- 桂枝(けいひ):
シナモン。発汗、解熱、芳香性健胃、駆風薬として、頭痛、発熱、のぼせ、感冒、身体疼痛などに応用。 - 芍薬(しゃくやく):
血の不足を補う補血薬として、痛みや痙攣(けいれん)をやわらげるなどの薬効がある。 - 桃仁(とうにん):
血のめぐりをよくして、腸をうるおす働きがありまた、月経不順、月経痛を治し、便通を整えるのに効果的。 - 茯苓(ぶくりょう):
「利水滲湿、健脾、安神」で、尿の出をよくして体内に滞った過剰な水分を取り除き、胃腸の働きを助け、精神の安定をはかる。 - 牡丹皮(ぼたんぴ):
血行を促進する働きがあり、月経痛、頭痛、腰痛などに効果。また、ほてりを鎮め、熱を下げる作用もある。
なんだか自分の今の状態に非常にマッチしている気がする!
ところで同じ名称で市販薬も出てるけど何がどう違うんだろう・・・
処方箋で出たのは各3g入り、1日3日回服用。2か月分処方で1,700円程度に対し市販薬は半分の1.5gで1日2回の確か20日分ぐらいで4,000円ぐらいだったかと・・・病院で出る薬って安いんだなぁ~。
服用してからだが、初日、ちょっと食道のあたりが気持ち悪くなったのと、上半身がかぁーーーっと暑くなった気がする。え、汗で悩んでるのに・・と思うもそれも2~3日で収まり、その後よくよく自分の体を観察する。
するとなんとなく・・・なんとなくだが↓
- 寝つきがよくなった
- 上半身の暑さが分散されているような気がする
- でこ汗がすぐに引くような気がする
多分まだそう思いたいというプラセボ効果的なものもあるんだと思う。
ただ、これで長年の不快な症状から脱出できるのなら・・・しばし経過観察!