serendipity-days

世界の片隅にひっそりと、素敵な偶然への遭遇

漢方のお話 抑肝散

加味逍遙散と防己黄耆湯の併用をしてから2か月・・・私のこの汗は通用せずでした・・・相変わらず少しでも動く、少しでも湿度が高いとなると、猛烈な後頭部の汗。髪が濡れます・・・

そして、加味逍遙散でイライラが収まっていたにもかかわらず、またイライラ勃発です。その話をしたところ、抑肝散の方がイライラには効果があるとのことで処方してもらいまし。

 

その成分とは↓

サイコ 柴胡 解熱、解毒、鎮痛、消炎薬として胸脇部の圧痛があり、寒熱往来、黄疸、胸腹部もしくは月経痛等の痛みに応用する。
チョウトウコウ 釣藤鈎 肝陽上亢や肝風内動を鎮め、鎮静・鎮痙・降圧作用を示す。菊花(キクカ)は釣藤鈎の作用を助け、さらに目の充血・かすみなどの眼症状を改善する。
ソウジュツ 蒼朮 消化管及び皮下組織中におこる水分代謝の異常に対し、健胃、整腸、利水、発汗などの効果を期待して、薬方に配合される。
ブクリョウ 茯苓 「利水滲湿、健脾、安神」で、尿の出をよくして体内に滞った過剰な水分を取り除き、胃腸の働きを助け、精神の安定をはかります。
トウキ 当帰 作用は鎮痛、抗痙攣の作用が強く、抗炎症、中枢鎮静作用など、血に関すると考えられる抗凝血作用、血小板凝集能抑制など多くの作用が証明されている。
センキュウ 川きゅう 血行不良による痛み(頭痛、月経痛、打撲など)や、月経不順に有効。かぜによる頭痛や節々の痛み、リュウマチによる体のしびれ、関節の腫れと痛みなども解消する。
カンゾウ 甘草 主として急迫症状を治す。したがって、腹部の拘攣、疼痛などの急迫症状を治す。

 

加味逍遙散と少し似ているのですが、イライラに特化した成分らしいです。

子供の癇癪とかにも用いられているようですが、最近はなんと認知症の処方としても注目を集めているそうで、脳血流がUPするそうです。←これはうれしい!

 

汗の出すぎも困るのですが、このイライラというのも困りもので・・・とにかく猛烈に抑え切れないほどのイライラが湧き上がるんですよ・・・

自分でイライラしているのが分かるのでまだ何とかコントロールできるのですが、安心した家だとちょっと油断するとやばすぎて、抑えるの必死必死。

 

相手からしてみたら確実何一人でイライラしてるんだよ(-"-)

と思われていると思いますが、イライラさせてんのはお前じゃー--!状態。

何で?何で?何で???何でそれやっておかないの?何で気づかないの?何で何もしないの?言われる前にやれや!気づけや!バカなんじゃないの!!!

ってな具合です。こんなの日々続いたら疲弊しますわな。

 

薬剤師の方曰く、抑肝散は1~2日で効果が出る人もいるとのこと。調べると結構な即効性のある漢方薬らしいです。服用して数日ですが、効いているような・・・気がします・・・

 

まだしばらくは漢方薬とのお付き合いが続く。