懐かしの牛乳寒天 母の味
牛乳自体嫌いでした。
学生時代の牛乳・・・夏なのにぬるい、不味いででも残すとだめだからと食前一気飲みが日常だったような・・・嫌な記憶はブロック!
ですが、何故か母が作ってくれた牛乳寒天はとても記憶に残っており、作っていた景色もうる覚えですが記憶にあるのです。今日のはちょっと固いな・・・とか、砂糖多かったかな・・・とか言っていた事や、型に流し込んでいた調理器具もふとした時に思い出すのです。
母は計量カップ、計量スプーンを一切使わない派だったので、私は料理が全くできない子に育ってしまいましたけどね・・・料理の上達のコツは「レシピ通りに作る事」です。それが出来てから目分量、好みの味に変えていくのです。
おっと、牛乳寒天ね・・・もともと出不精なのでコロナで家にいる時間が増えるのは構わないのですが、ちょっと甘みのあるスイーツ・・・買いに行くのも面倒だしなんて時に、母の作ってくれた牛乳寒天を作ってみようと、去年買った寒天まだ使って無いしなとレシピを探して作りました!
地味に白なので、柔らかさとか、味とか、美味しさとか全く伝わりませんが・・・母が作ってくれた寒天よりプルプルに仕上がりました!
- 牛乳 350ml
- 砂糖 大さじ3
- 寒天 5gを大さじ1-2のお水でふやかしておく ←これが大事!
寒天は牛乳に砂糖が溶けた後に入れます。後は余熱が取れたら冷蔵庫で冷やすだけ♪
柔らかさ具合はパンナコッタって感じのプルプル加減に仕上がりました!
初回作ったとき、寒天を水でふやかしておかずに、そのままドボン・・・なかなか溶けないなぁ~と友人に話したら、水でふやかしてから使うんだよと・・・(-_-;)
牛乳の量は400mlで作ったことが有るのですが、砂糖とのバランスがいまいちでボヤケタ仕上がりになってしまったので、350mlがベストでした。最近はこれに、缶詰のみかんを入れたり、今は砂糖大さじ2杯にコーヒー味のスティックのものを1袋入れたりと日々味のVerUPを繰り返しています。
マイブームはスティックコーヒー味ですね!
笑・・・そう言えば母はナタデココがはやったときにやたらと買っていたのを思い出します。私はそこまでナタデココは好きではなかったですが、一度これは美味しいとか言うとしょっちゅうラインナップとして家にあったのが懐かしいです。母なりの気遣い、やさしさ、子を思う気持ちでしょうか。
子供を持つと分かると良く聞きますが、そんなのはいようがいまいが関係ないですね。ちょっとした事を思い出すと、あれは母なりの想いなんだなと、懐かしくほほえましく悲しく思い出されます。
ティラミス、ナタデココ、パンナコッタ・・・今は落ち着きを見せてますがタピオカ・・・。タピルなんて言葉も出来たぐらいのスイーツの魅力って何なんでしょうね・・・スイーツはいつの時代もエピソード記憶をもたらしてくれます。
さて、コーヒー味に飽きてきたら次は何味にしてみましょうか・・・